- 市場分析
データドリブンな営業戦略策定に欠かせない「TAM」とは?
更新日: 2024年4月30日
自社の製品やサービスの市場開拓を行っていく上で、市場全体の規模を把握し、戦略的な目標を設定することは必要不可欠です。そこで市場分析の有効な指標の一つとしてTAM/SAM/SOMが挙げられます。
一方、TAM/SAM/SOMの可視化が重要とは分かっているものの、「具体的にどうしたら良いか分からない…」という方も多いのではないでしょうか?
本記事では、TAM/SAM/SOMを用いた市場分析の手法はもちろん、実際に自社のTAMを算出するシュミレーターの活用方法までご紹介します。
目次
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製品/サービスにおける全体的な収益化の機会を表す指標を「Total Addressable Market (TAM)」と呼びます。
日本語では「獲得可能な最大市場規模」や「総獲得可能市場」と訳され、潜在顧客を効率的に一覧化することができると言われています。
TAMのうちターゲット市場を絞り込んだものを「Serviceable Available Market (SAM)」と呼びます。
上記の指標に自社の営業活動によって接触可能な顧客数を絞り込んだものを「Serviceable Obtainable Market (SOM)」と呼びます。
SOMは自社の製品/サービスの目標シェア率として置き換えて考えることができるため、企業の売上目標の算出に利用されることも多いです。
TAM/SAM/SOMの把握には正確な企業データが必要不可欠です。
効率的にTAMを算定することは重要ですが、そのためには母数となる企業データを保有していることが大前提です。
ここでは、ユーソナーが独自で構築する全国820万拠点を網羅した企業データベース「LBC」を活用して自社のTAMを算出することが可能です。
まずは、あなたの企業や事業のTAMを算出してみましょう。
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さらに、SAMやSOMを作成するために必要な「絞り込み」を行うためには、現在の顧客と潜在顧客の企業特性を把握できていることがポイントとなります。
業種や従業員数といった情報はもちろん、「課題意識」や「興味関心」といった軸での選定が可能になっているかが、絞り込みの精度を大幅に変化させます。
また、絞り込みのために使用している情報がどれだけ新しいものかも重要となってきます。
当社が開発したsideSonarは、最新の企業データを用いた企業の絞り込みリストを作成することが可能です。
これにより、自社がアプローチ可能な市場を定義するだけでなく、具体的な会社のリストを抽出することも可能です。
また、絞り込んだ企業に関する詳細な情報をSFAやCRMにデータ連携することも可能です。これにより、自社が接触可能な顧客に絞り込んだ形で販売戦略を策定することができます。
詳しい機能はこちらのページからsideSonarの項目をご覧頂くか、本ページ下部よりお気軽にお問い合わせください。
自社構築した企業データベースを搭載する「sideSonar」では簡単に企業の絞り込みリストを作成することができます。
この記事を読んでTAM/SAM/SOMの可視化に興味を持たれた方はぜひご気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
ユーソナー編集部
MXグループ・編集長
ユーソナー編集部です。
主にBtoB事業を営む企業様に向け、これからの業務のあり方を考える上で有用なデータ活用やデジタル技術に関する情報を発信しています。
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