【セミナーレポート】 第三回DXフォーラム フィリップ・コトラー氏講演
更新日: 2025年11月12日
こんにちは!ユーソナーマーケティング担当の渡辺です。
本日は、2025年10月1日に帝国ホテルで開催したユーソナー社主催の 「第3回データで加速させるDXフォーラム」のうち、
ダスキン社・ パナソニックエレクトリックワークス社をお招きして行ったパネルディスカッションの内容をお届けします。
目次

株式会社ダスキン 執行役員法人営業本部長 馬場 俊克氏
パナソニック(株)エレクトリックワークス社 マーケティング本部
ビジネスアーキテクトセンター システム開発グループ 課長 田原 永典氏
ユーソナー株式会社 営業本部 DXグループ 執行役員 湯浅 将史(ファシリテーター)
馬場氏の所属するダスキンは、日本でいち早くフランチャイズシステムを採用した企業。
DUSKINやミスタードーナツをはじめとする多岐にわたる事業を行っており、その数は14に登ります。
事業の中にはBtoBのものも、BtoCのものも存在します。
PCの無かった時代から事業を行っていることもあり、BtoB事業のみであっても顧客の現状の把握という観点では
課題が多かったと語る馬場氏。 複数ある事業別データに管理していた為、データのサイロ化が発生しており、
事業横断的なデータ活用が進んでいませんでした。
また、法人/店舗データの名寄せがされておらず、重複も発生していたといいます。
ダスキン社ではグループ全体のデータ一元化のためにユーソナーを採用いただきました。
ダスキン社では営業所単位での管理が必要な為、拠点情報を保有するユーソナーの法人DBを選定いただきました。
ユーソナー導入後の活用方法としては課題だったデータのサイロ化解消だけではありません。ユーソナーの法人データを自社の保有する
顧客データや企業情報に連携させることでデータをリッチ化させた統合データベースを構築しました。
さらに営業支援ツールと連携させることによって、営業の現場においてもデータの利活用が可能になったのです。
また、顧客の動向を追うインテントデータも顧客の興味・関心のスコアリングに使用しているとのことで、
今後さらなるフィールドセールスでの活用が期待できます。
田原氏は旧松下電工の流れを組むエレクトリックワークス社に所属しています。
BtoBに特化した事業を行い、住宅用照明・非住宅用のオフィス照明のようなライティング商材、
スイッチ・コンセントの配線器具、燃料電池、ガスメーター等といった幅広い商材を展開しています。
商品が現場に設置されて実際に使われるまでに関わるステークホルダーの方々の管理にCRM(Salesforce)を
約5年使っており、グループをあげてDXに取り組んでいます。
導入の背景である社内の大きな動きとして、取引先と施設の情報をマスタで管理しようと
試みる流れがあったと解説する田原氏。その中では、
・データの粒度や表記ルールが統一されていない
・既存のマスタデータとの整合が取れない
・メンテナンス文化の不在
といった課題感が上がっていました。
田原氏は、他にも様々なサービスを検討する中で、自社のデータとのマッチ率の高さを理由に
ユーソナーを選定しました。
ユーソナーを導入した事で正確・有効なデータが89.4%→97%に改善しました。
また、不完全レコード数が減り、重複ありレコード数に関しては0件になるという成果がでました。
もともとグループ各社が異なるルールでマスタ管理運用となっていたため、データのばらつきが生じていました。
ユーソナーの法人データは、各社の管理データが共通して用いる取引先・施設のマスタと接続し、
クレンジング及びデータのリッチ化に用いられています。
第3回DXフォーラムのパネルディスカッション『ユーソナーで実現した営業DX』のレポートは以上となります。
ここまでお読みいただき、大変ありがとうございました!
この記事を書いた人
ユーソナー編集部
MXグループ・編集長
ユーソナー編集部です。
主にBtoB事業を営む企業様に向け、これからの業務のあり方を考える上で有用なデータ活用やデジタル技術に関する情報を発信しています。
ユーソナーは業種・業界問わず
様々な企業において活用いただいております。


























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