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【5分でわかる】業種コードとは?日本標準産業分類の基本からB2Bでの活用まで解説!
更新日: 2026年9月 8日
企業の顧客情報の整備を目的としたシステム検討において、MDM(Master Data Management:マスターデータマネジメント、マスターデータ管理)と、CDP(Customer Data Platform:カスタマーデータプラットフォーム、顧客データプラットフォーム)は、いずれも「社内に散在する顧客データを統合する仕組み」として同じ検討テーブルに載せられることが少なくありません。しかしながら、両者は、RFP(Request For Proposal:提案依頼書)や要件定義書に書き込むべき内容が根本的に異なります。同じ書式のまま提案を依頼した結果、評価軸が噛み合わないまま比較検討に入り、導入後にギャップが顕在化するといった悩みを、顧客データの整備・活用を支援する立場のユーソナーも、しばしばうかがうことがありあます。
本記事では、顧客データ基盤の要件定義を「MDM型」「CDP型」の2つのアプローチに体系化します。その上で、いずれの分類にも収まらない新たな考え方である「統合要件定義」について解説します。
目次
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一般的に「MDM型の要件定義」とは、全社で共通参照される基準データについて、正しい状態の定義そのものを取り決めていく進め方を指します。顧客、取引先、商品、組織といったマスターデータを対象に、「何をもって同一とみなすか」「どの値を正とするか」を先に確定させる点に特徴があります。
顧客データ基盤の整備においてMDM型の思考でRFPを作成することは、SSOT(Single Source of Truth)の確立に強みがあると言われています。データの正確性が基幹業務や監査対応に直結するため、事前の合意形成に重心を置く進め方が合理的とされています。MDM型のRFPに書き込まれる項目としては、以下のような要素が挙げられます。
一般的に「CDP型の要件定義」とは、実行したい施策から逆算して必要なデータと機能を規定していく進め方を指します。行動履歴や接点データのように時系列で蓄積される動的なデータを扱うため、正しさの定義よりも「どの施策に、どの鮮度で使えるか」が主要な論点となります。
顧客データ基盤の整備においてCDP型の思考でRFPを作成することで、施策の立ち上がりを早め、仮説検証のサイクルを短く回すことが可能となります。要件を固め切らずに着手し、運用しながら精度を高めていく前提に立つ点が、MDM型との大きな違いです。CDP型のRFPに書き込まれる項目としては、以下のような要素が挙げられます。
「統合要件定義」とは、MDM型とCDP型を別々の検討として並走させるのではなく、一つの土台の上で接続して定義する考え方を指します。「どのデータをどの粒度で一意化し、その結果をどの施策がどの鮮度で参照するか」を同一のドキュメントに書き切ることを目的としています。
MDMで整備された信頼性の高いマスターデータをCDPへ供給することで、セグメンテーションやパーソナライズの精度が高まるという関係性は広く指摘されています。統合要件定義は、この関係性を後付けの連携作業ではなく、RFPの段階から前提として織り込む考え方です。具体的には、以下のようなプロセスを経て進められるとされています。
統合要件定義は、正しさと速さのどちらかを捨てるのではなく、要求水準を領域ごとに切り分けて設計するための実務的なメソッドと言えます。
「統合要件定義」は、社内データと外部データの双方を前提とした要件設計に適用することができます。B2B企業の顧客データ基盤においては、以下のような活用が期待できます。
統合要件定義の具体例
統合要件定義を用いることで、MDMとCDPのどちらを先に導入すべきかという議論は、目的に照らした構造的な判断へと置き換わります。ただし、これはあくまで仮説に基づく設計です。鮮度と網羅性を備えた企業情報データベースなどの事実データと突き合わせて検証することで、判断の確度が高まると考えられます。
本記事のポイントを3点にまとめます。
①MDM型は正しさを、CDP型は使い方を定義する要件定義
②同じ書式でRFPを書くと評価軸が噛み合わず提案の比較が難しくなる
③統合要件定義により両者の要求水準を一つの土台の上で設計できる
です。
本記事でご紹介したアプローチはいずれも有用です。MDM型のアプローチは、全社統制と監査対応に強みがある一方で、要件確定に時間を要し、施策側の成果が見えにくくなりやすい傾向があります。CDP型のアプローチは、施策の立ち上がりが早い一方で、統合キーの品質が担保されないまま拡張すると、後から手戻りが生じやすくなります。両方のアプローチを状況に応じて使い分け、時には組み合わせることで、戦略的な意思決定を行うことが重要です。
弊社が提供する顧客データ統合ソリューション「ユーソナー」では、「LBC(Linkage Business Code)」という独自のコード体系を採用した企業データベースを提供しています。法人格や本支店、系列といった企業の構造を踏まえた顧客情報を、一元的に管理することが可能です。加えて、独自に収集した企業データを活用頂くことで、鮮度の高い外部情報を継続的に取得頂けます。要件定義の段階から、外部データと自社データの責任範囲を切り分けることに繋がります。
詳細についてはぜひこちらのページから、お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
ユーソナー編集部
MXグループ・編集長
ユーソナー編集部です。
主にBtoB事業を営む企業様に向け、これからの業務のあり方を考える上で有用なデータ活用やデジタル技術に関する情報を発信しています。
ユーソナーは業種・業界問わず
様々な企業において活用いただいております。


























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