Salesforce連携 顧客データをリッチ化
三菱UFJ銀行、法人営業力強化へユーソナーを導入 ~顧客データの正確性・最新性を担保、お客さまに喜ばれる営業像を実現へ~
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Salesforce活用へ顧客データを一意化
金融・クレジットカード
INTERVIEWEE
三菱UFJフィナンシャル・グループにおける「決済分野」の中核企業として、グループ内外の様々な企業と提携し、事業を推進している三菱UFJニコス株式会社様。 個人・法人向けのクレジットカードの発行や加盟店への決済システム導入、金融機関などからのカード発行業務の受託など、快適、安全・安心なキャッシュレス社会の実現に向け、多様な決済サービスを提供されています。 法人営業を担当する営業第2本部では、お客様と向き合う時間を創出することを目的として、営業支援ツール(SFA、以下Salesforce)の定着化に取り組み、Salesforceの定着が進んだと言います。その裏側にはサイドソナーを始めとするユーソナーの貢献があったようです。お話をうかがいました。
導入前の課題
導入の決め手
得られた効果
導入前の課題
営業活動に必要な情報をSalesforceで一元管理したい
顧客情報の登録負荷削減、法人単位の適切な情報登録
法人統括部様にて、SFA(Salesforce)を営業組織に定着させるプロジェクトに取り組まれ、その中でユーソナーもご活用いただいております。プロジェクトが必要となった背景・課題をお聞かせください。
佐保田
当時の問題意識として、営業担当が営業前の提案準備などでの情報確認、社内報告に複数のシステムやエクセルファイル等を使用していた為、それらの業務に割く時間が多く、お客様と向き合う時間を十分に確保できていないと考えていました。そのため、Salesforceで情報を一元管理することで生産性を向上させ、お客様とのリレーションを一層強化できる体制を目指してプロジェクトを開始しました。
小野
これまで既存のシステムに営業活動を記録する際に、法人名を漢字やカタカナ、アルファベットなど様々な形式で登録していました。その結果、同一法人にも関わらず複数の顧客情報として登録されてしまい、検索性や一元管理に課題を抱えていました。
プロジェクト開始にあたり、まず「法人単位で顧客情報をユニークに管理すること」を最優先に検討し、ユーソナーを導入することを決めました。今振り返ると、ユーソナー様の製品がなければプロジェクトの成功もなかったのではないかと思っています。
導入の決め手
ユーソナーの820万件の法人データによる顧客情報の一元化と属性情報付与
Salesforceとのスムーズな連携
Salesforce定着成功の鍵とまでご評価いただきありがとうございます。当社のことは、以前からご存知だったのでしょうか。
小野
これまでもスポット対応として、ユーソナー様に法人番号付与を依頼したことはありました。今回のプロジェクトでの導入については、他社様のサービスとも比較しましたが、820万件という豊富な法人データとSalesforceとのスムーズな連携が決め手となりました。
導入前に当社の顧客情報に法人番号がどの程度付与できるかをテストさせて頂いたのですが、想定以上の結果でした。またデモ画面を実際に確認させて頂いた際には、Salesforceとの連携のスムーズさに驚いたことをよく覚えています。
SFA導入の推進は、具体的にどの様に工夫して進められたのでしょうか。
佐保田
まず本部内に専任のプロジェクト事務局を設置しSalesforceやユーソナー導入についてのPoCを実施しました。一部の部署での試行利用を経て、本部内の全部署へ展開しました。
PoCや試行利用の過程では、ヒアリングやディスカッションを繰り返し、ユーザーが利益実感を得ることができるようなUI/UXの実現に努めました。
Salesforce定着を進める中でのユーソナーの特長はいかがでしたか?
佐保田
社内でSalesforceの説明会を実施する際に、サイドソナーに興味を持たれることが多くありました。サイドソナーで閲覧できる情報量と内容に驚きを持ったのではないでしょうか。
820万件の法人データを使用したターゲットリストの作成やグループ系列会社の確認など、具体的な活用イメージが湧いたのだと思います。
小野
サイドソナーとSalesforceの連携についても好反応でした。
日常業務の中で複数のシステムを立ち上げることも多いのですが、サイドソナーとSalesforceは驚くほど連携がスムーズだと評判になりました。
得られた効果
Salesforceへの登録負荷削減、分散していた顧客情報へのアクセス効率化
長年挑んで来たSalesforceの定着化に成功
ユーソナー導入で得られた効果についても、具体的に教えていただけますか。
佐保田
Salesforceに顧客情報をスムーズに登録できている点です。
ユーソナーの820万件の法人データにヒットしないことは極めて稀で、仮にヒットしない場合もユーソナー様で迅速に調査頂くことができています。
属性情報の更新がタイムリーであること、Salesforceへの自動連携が高頻度である点も大きいです。営業担当はサイドソナーを確認しなくても、Salesforceのみで顧客の最新情報を確認することができています。
小野
更に最近のアップデートでは顧客に関するニュースもSalesforce上で確認できるようになりました。私自身もニュースはSalesforceでチェックしています。
ユーソナー様のアップデートはユーザーが本当に欲しているサービスを提供されているように感じます。
お客様の要望をいただき、すぐUI/UXや情報の改善・カスタマイズに取り組む「デマンド経営」が、実は当社の大きな強みだと考えています。
佐保田
ユーソナー様のご対応で非常に印象に残っていることがあります。ミキサーの一機能で、自社の企業リストファイルをアップロードし、ユーソナーの企業属性を紐づけてアウトプットできる機能がありますが、ドラッグ&ドロップによるファイル移動の操作が必要であり、当時の当社環境では対応できませんでした。
無理を承知で、「当該ファイルのパスを直接指定するようにできないか」と相談したところ、すぐに社内会議にかけて頂き、対応できるようになりました。
ユーソナー様のユーザーの声に即座に対応する姿勢に感動したことを覚えています。
小野
ユーソナー様はカスタマーサクセスも非常に親切だと感じます。サイドソナーの研修会には当社のユーザーも多く参加させて頂いており、非常にわかりやすいと評判です。
参加者のレベルに合わせて初級/中級/上級など段階別に開催されていることも有難いです。
今後の展開
Salesforceはデータ蓄積から活用フェーズへ
お客様の期待を超えるサービスの提供を目指す
振り返っていただいて、今回の定着化プロジェクトは成功していると言えますか。また、今後に向けての課題は。
小野
第一フェーズとして成功していると言えます。ユーソナーを使用することにより、法人単位で顧客情報をユニークに管理することを実現し、顧客情報や営業活動情報をSalesforceに蓄積することができています。
次のフェーズではそれらの情報を活用することが重要と考えており、ユーソナーの情報とSalesforceの情報を活用した営業対象のターゲティングもその一つです。
サイドソナーには様々な機能がありますが、活用の様子はいかがですか?
佐保田
サイドソナーの「トランス」機能を使って財務情報や業種、売上規模などを付与することで、ターゲットリストの精度向上を図っています。
また、これまではターゲットリストの作成を企画サイドで行うことが多かったのですが、サイドソナーの導入により営業現場でも自発的にターゲティングを行う動きが出ています。「ストーリー」などを使って様々な角度でターゲティングが可能につき、新しい切り口・発想で営業ができるようになりつつあると思います。
最後に今後に向けた抱負を。ご要望、横展開など描いているビジョンなどを教えて下さい。
佐保田
Salesforce・サイドソナーのさらなる活用を進めます。効果的なターゲットリスト作成とSalesforceへの自動投入、商談管理、成約/失注分析など、営業活動の質・量を上げていきたいと考えています。また、社内の他部門やグループ各社とも連携した活用も構想し、お客様の期待を超えるサービスの提供を目指していきたいと考えています。
小野
Salesforce・サイドソナーともに導入して終わりではなく、その後どのように使っていくかが大切です。ユーソナー様には引き続きサポートをお願いできると幸いです。
本日はありがとうございました。
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