Salesforce連携 顧客データをリッチ化
三菱UFJ銀行、法人営業力強化へユーソナーを導入 ~顧客データの正確性・最新性を担保、お客さまに喜ばれる営業像を実現へ~
- SFA/MA有効化
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法人CRM高度化
法人CRM高度化のため『mソナー/サイドソナー』を導入
インターネット関連、投資、企業経営、レジャー・レジャー施設
INTERVIEWEE
株式会社JTBさまは、ツーリズム事業を中心に人、地域、社会をつなげる行動・交流を創造する事業、交流創造事業を展開しています。
具体的には3つの事業制となっており、基盤となるツーリズム事業、企業の課題解決や企業と公的組織との連携をお手伝いするビジネスソリューション事業、また、地域課題、人流、地域創生のためふるさと納税などに取り組むエリアソリューション事業をおこなっています。
導入前の課題
導入の決め手
得られた効果
導入前の課題
業務効率化と営業拡大による生産性向上のため、法人CRMの高度化を目標にシステムを再構築
全国に法人営業個所を持つJTBグループにおいて、お客さま情報が各営業個所、各個人で管理されている状況がありました。この情報を一元化し有効活用すべく、2018年ごろからデジタルを活用した新たな営業モデルの構築に力を入れていました。
一元化する情報は、JTBの法人営業全体のお客さま情報だけでなく、リアルな営業活動情報やノウハウ、お客様がJTBに求めていることや課題、キーマン情報、さらに法人営業各社のデジタル施策によって得られる情報までも対象としています。
これらにより、法人営業の各組織のデータからお客様を起点・主語とした情報基盤を構築し、お客様にとってもメリットのある営業活動を実現することができます。
さらに、法人営業に関わる工数を削減し利益向上につなげる生産性向上への課題を解決すべく、法人営業全体で取り組んでいます。
森田
「もともと、ユーソナーさん(旧ランドスケイプ)の法人企業データベース『LBC』を利用していました。LBCに関する打ち合わせのなかで、弊社の課題とする生産性向上について話したところ、『名刺ソナー(現・mソナー)』の提案を受けたことが導入のきっかけです。これまで別の名刺情報管理サービスは利用していたものの、一部の部署でしか利用しておらず、未使用の部署では手入力の必要があり、効果が限定的であることと業務効率向上が課題でした。」
当時の名刺情報管理サービスの効果が限定的であったこと、また、全国展開を行うJTBにおいてシステムを入れ替えるということはハードルが高く、慎重に進められました。
森田
「『名刺ソナー』の詳細をお聞きすると、簡単に名刺の取り込みができ、さらにそこにユーソナー社の特徴でもある有益な企業属性の情報が紐づいていく。これまで全国の営業所や個人が各自でお客さま情報を管理してきた状況を脱却できるだけでなく、情報を整理して活用できるという部分に魅力を感じ、導入の検討を始めました。
しかし、システムを入れ替えるということは、これまでのやり方を変えてもらうことになるため、とりあえずやってみようというわけにいきません。慎重に検討する必要がありました。
そこで、公平に判断するため、複数社の名刺情報管理サービスを比較検討し、それぞれの内容を独自に点数化することにしました。実はその総合点では『名刺ソナー』は1位ではありませんでした。 ですが、私たちが課題解決のために必要だと感じ、成し遂げたいことに通じる項目で『名刺ソナー』が高得点となったこともあり、あらためて導入の必要性を感じました。
具体的には、業界・企業情報の豊富さ、企業グループや事業所のつながりが名刺情報を起点として分かる点、あとはビルの入居企業情報など現場の営業目線で優れていた点です。その後は社内でしっかりとその旨をプレゼンし、承認を得ました。」
導入の決め手
社内でしっかりと浸透させるために、事前教育を重視
既存の法人プラットフォームとの連携を図りながら、『名刺ソナー(現・mソナー)』の導入をスタートさせました。もともとユーソナーのLBCを利用していたこともあり、導入自体はスムーズだったといいます。
森田
「秋ごろから実際に導入に向けて動き出しました。春には実際に稼働させるべく、システムを再構築していきましたが、特にトラブルなどもなく予定通りスタートを切ることができました。
これもユーソナーさんの社内で、営業担当の方とシステム担当の方がしっかりと連携をとられていたおかげです。何を聞いてもすぐに答えていただけたこと、また柔軟に対応いただけたことの結果ですから、感謝しています。」
システム導入スタートの春に向けて、これまでの名刺情報管理サービスから単にサービスが変更になったとならないよう、導入することによるメリットなどについての社内教育に力を入れました。
森田
私も営業を担当していた時代、名刺を手入力する煩わしさを感じていました。しかし、名刺を『名刺ソナー』に登録することで得られる成果が分かれば、みんなに活用してもらえるのではないかという想いもありました。
そこで、名刺を登録することがなぜ大事なのか、それがどういった成果につながるのか、提供価値をあげていくのかという点について教育をおこないました。
以前の名刺情報管理サービスとの違いやどのようなことを達成するために『名刺ソナー』を導入したのかという背景についても説明し、ただの名刺管理だけではないということを伝えていきました。」
導入後も、社内でセミナーを行うなど利用を定着させるために尽力したといいます。
森田
「その結果、かつての名刺管理サービス利用時は、名刺情報の手入力もあり1か月に3,000枚程度の登録数でしたが、『名刺ソナー』導入後は7,000枚と飛躍的に増えました。ユーソナーさんからもご利用中の法人さまのなかでも上位の取り込み率である事をお聞きし、メンバーに浸透したことを改めて実感しました。
本部の意向として教育をしてきましたが、現在では各部署の推進担当者が自分たちの部署用に資料を用意したり、こんな活用をしていると社内コミュニティ内で発信してくれるなど、導入のメリットを感じてくれているようです。また、サービスの切り替えで一定数の抵抗感がでてくると思っていましたが、特になく、むしろ使いやすいという声もよく聞きます。これは、役立つ情報・サービスになっているということを実感してもらえている結果だと、嬉しく思っています。」
得られた効果
一体営業としての基盤が整い、目標に向かって邁進
社内に浸透したことを実感し、まさにこれからが課題解決に向けてのスタート。
森田
「まずはシステムとして、社内に浸透し無事にスタートを切ることができました。メンバーはもちろん、社長もしっかりと利用しています。営業の活動報告を入力することで、接点だけでなく進捗状況まで把握できるようになり、キーマンの可視化もされるようになりました。このような『名刺ソナー』から得られる有益な情報に基づいて、有効な営業活動を目指していきたいです。
また、同時に導入をしたサイドソナーの機能で、各種収集させたデータを元にAIが見込み度の高い顧客リストを作成する「Rating2.0」機能などにも期待をしています。この機能を活用し、本部としても情報を活用してより綿密なターゲティングをおこなっていこうと考えています。
無事スタートを切れたことに安心せず、今後より一層活用し一体営業を盛り上げていきたいです。」
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