効率的なセールス戦略を実現

圧倒的なデータベースの情報量が決め手効果的なセールス戦略に活用

弁護士ドットコム株式会社

インターネット関連、家電・OA機器

INTERVIEWEE

    弁護士ドットコム株式会社
  • 情報システム部 部長 武川 智法様

“専門家をもっと身近に”を理念として掲げ、さまざまなサービスを展開している弁護士ドットコム株式会社さま。

具体的には、身近な司法の実現のために一般ユーザーと弁護士をつなぐポータルサイト『弁護士ドットコム』、無料の税務相談や税理士・会計事務所の検索ができる日本最大級の税務相談ポータルサイト『税理士ドットコム』、企業法務に関わる方のための実務に役立つ企業法務ポータルサイト『BUSINESS LAWYERS(ビジネスロイヤーズ)』など、4つの事業を展開しています。

契約締結から契約書管理まで可能なクラウド型電子契約サービスの『クラウドサイン』も、そのひとつです。

  • 導入前の課題

    • 顧客セグメントの見直しにあたり、顧客データベースの強化が必須だった
  • 導入の決め手

    • Salesforceとの連携が可能
    • 支社・事業所を合わせた圧倒的なデータ量
  • 得られた効果

    • 効果的なセールス戦略を実行できるという手ごたえを感じている

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導入前の課題

電子契約に注目が集まるなか、 今後のセールス展開を模索

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弁護士ドットコム株式会社さまが2016年より運用を開始したクラウドサインは、数社との契約からスタートしました。

運用開始当時は電子契約の日本における認知度や信頼性が低く、日本の電子署名法などとの兼ね合いで難しい点もあったそうです。

その後、同社は時代の流れとともに、クラウドサインのサービスを拡充していきました。

武川

「当時、社内ではSalesforceへ各企業のデータを集約し管理していました。

そのうえで、集めたデータをうまく活用し、効果的なセールスを進める方法に悩んでいたのです。

以前は他社の分析ツールを利用していたのですが、Salesforceとの整合性が悪く、データの抜け漏れがあったり正確なデータも表示されない。

そのため、気づけばほとんどそのデータを利用していない状況が続いていました。

問題解決の糸口が見つからないなか、コロナ禍に直面。状況が一変します。

押印のためだけに出社するということが難しくなり、対面しての契約や契約書を互いに押印して契約を結ぶという従来の契約方法を見直す企業が増えてきたのです。

電子契約が大きく注目され、同社ではクラウドサインを必要とする企業へのセールスを中心としたサービス拡大が急務となりました。

武川

「クラウドサインの今後の戦略として3カ年計画を打ち立てました。

戦略の1つはエンタープライズのお客さまにより多く導入していただくための「顧客データベースの再構築」でした。

そのためには、どういった業種に使っていただけるのか、従業員数が何人くらいの会社に適切かなどをあらためて検討し直す必要があり、プロジェクトチームを結成し臨みました。」

そこで弁護士ドットコム株式会社さまは、新しいサービスの導入に踏み切ることにしたそうです。

武川

「ユーソナーをはじめとする数社のサービスを、1カ月半ほどかけてじっくりと比較検討しました。

我々の戦略に最適なサービスはユーソナーの『ユーソナー/サイドソナー』しかないと考え、導入を決定しました。」

導入の決め手

本社や支社・事業所を網羅する 圧倒的な情報量が決め手

他社サービスの導入を検討していた武川氏。ユーソナー社に決めたポイントについて語ってくれました。

武川

「ユーソナー社のユーソナー/サイドソナーを選んだ理由は、本社や支社・事業所を合わせた国内約820万社を網羅している圧倒的な情報量と、弊社がすでに利用していたSalesforce社のSales Cloudと合わせて利用できる点でした。

多くの法人データベースでは本社情報のみ掲載されているものがほとんどですが、ユーソナーは支社や事業所の情報もしっかりと網羅しています。

数千人規模の従業員を抱える大手企業の場合、事務所が決裁権を持っていることも少なくありません

まさに、"今後戦略的にセールスを検討していきたい"と考えている事業所についてもしっかりと網羅されており、その点も決定の大きなポイントでした。」

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得られた効果

導入に多大なる協力をいただき準備完了
本格稼働に向けて期待大

弁護士ドットコム株式会社さまでは社内の顧客データベース環境の再構築が完了し、今後本格的にこのデータベースを活用した営業を開始する予定とのことです。

武川

「現在6年目を迎えたクラウドサインは、30万社超と契約を結ぶまでに至りました。

その30万社のSalesforceのデータとユーソナー社のユーソナー/サイドソナーとを突合していくことで、より情報の精度を高いものにして、今後営業企画チームにおいて効果的にセールス戦略を進めていきたいと思っています。」

日々稼働しているSalesforceのデータをまとめていくことは、かなりの慎重さを要したそうです。

単純にデータをとりまとめるのに、まず半年ほどかかり、その後ユーソナー/サイドソナーの本格導入の段取りに入ったと武川氏は語ります。

武川

「稼働しているSalesforceに組み込んでいく作業が難しかったのは、間違いありません。

そうなると、ある程度の手引きはしてくれても"あとは御社で"というパートナーさんが多かったです。

しかし、ユーソナーさんはまったく違いました。

武川氏はユーソナー社のサービスの高さに言及。とくに丁寧で熱心なサポートが印象的だったと語ってくれました。

武川

「稼働中のSalesforceへの導入について、ユーソナーさん側でプロジェクト化して、スケジュールから工程まですべて管理して取り組んでくださいました。

それも、"この作業はこちらでやりますので、この部分はいつまでに弁護士ドットコムさんのほうでお願いします"というように、プロジェクトをリードしていただけました。

むしろ、弊社がスケジュール通りに進められず怒られることもありました。

そのくらい真剣に取り組んでいただけたので、こちらも安心して進めていくことができ、とても感謝しています。」

ユーソナー/サイドソナーを取り込んだ顧客データベースは、10月に無事再構築が完了したそうです。

弁護士ドットコム株式会社さまでは、営業企画部門での利用を中心とした本格活用に向けて、チーム内の教育や使い方を検討している段階だといいます。

武川

「ユーソナーさんは細かい質問にもすぐに対応していただけるので、スムーズに進捗しています。

メンバーからは使い勝手のよさなどの感想もあがっており、本格活用に向けた手ごたえを感じています。

営業企画チームがユーソナー/サイドソナーを使いこなし、戦略を進めるのはまさにこれからですが、すでにセールス部門では自分の担当の企業の情報収集に活用しているようです

ユーソナー/サイドソナーは弊社のさらなる発展に貢献してくれると信じています。これからの本格活用に、期待が膨らむばかりです。」

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