
代理店営業支援 機械学習データ分析 営業DX 中小企業アプローチ
三井住友海上、保険代理店の営業支援システムにユーソナーを導入
~LBCの活用で機械学習データ分析、お客様への提案内容の高度化を支援~
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kintone活用 データドリブン経営 クロスセル
拠点単位の顧客マスタ構築、異分野攻略へクロスセル推進

工作機械・産業機械メーカー
INTERVIEWEE
独自の「超高圧水技術」や「精密加工技術」で知られる株式会社スギノマシン様(本社:富山県滑川市)。 工作機械・産業機械メーカーとして、自動車・航空機をはじめ、化粧品・食品など幅広い産業分野に向けて、製品を提供し、世界中のものづくりを支えています。 日本の地方都市に根差しながら、世界のニッチ市場でトップを目指す「グローカルニッチリーダー戦略」を掲げ、お客様に「スギノマシンにしかできない」と感じていただける商品やビジネスを展開しています。 同社では、100年企業に向けた経営計画『Vision for 2029』のもと、DXやデータドリブン経営を推進。経営企画本部では、デジタルを活用した営業改革に取り組むなか、kintoneとユーソナーを活用し、顧客情報の一元管理や営業・マーケティングデータの活用を進めています。事業部をまたいだクロスセルや、展示会で得た顧客接点を確度の高い商談創出につなげる仕組みづくりについて、経営企画本部 営業企画部の山田様に詳しく伺いました。
導入前の課題
導入の決め手
得られた効果
導入前の課題
営業改革の第一歩は、事業部をまたぐ顧客接点の見える化
まずはじめに、皆様の業務内容やミッションについて教えてください。
山田
当社には事業部が大きく3つあり、工作機械や洗浄装置などを扱う精密機器事業部、高圧ポンプを活用したソリューションを展開する高圧機器事業部、原子力関連やロボット領域などを担うPRI事業部があります。当社では『Vision for 2029』のもと、DXやデータドリブン経営を推進しています。その中で私たち営業企画部は、各事業部の営業活動に横串を刺し、デジタルを活用した営業改革を進める役割を担っています。 当社は技術力を強みに成長してきた会社ですが、営業領域については、まだデジタル化の余地が大きいと感じていました。営業活動で得られる情報を蓄積して分析し、次の提案やマーケティング活動に活かしていく。その仕組みをつくることが、私たちの大きなミッションです。
事業領域が幅広いからこそ、顧客情報の共有にも難しさがあったのでしょうか?
山田
そうですね。当社は長く事業部体制をとってきたため、どうしても縦割りのような状態がありました。ある事業部で取得した名刺情報や顧客接点が、別の事業部ではわからない。個々の事業部単位で管理されていた情報を、会社全体の資産としてきちんと使っていく必要がありました。 例えば、同じ重工メーカーさまでも、航空機に関わる部門もあれば、原子力に関わる部門もあります。別の事業部がすでにアプローチしていることが他の事業部から見えない。そうした点は、非常に大きな弱点でした。
事業部ごとの顧客接点を会社全体の資産として活用するには、情報を集めるだけでなく、顧客を起点に整理して見られる状態にする必要があったのですね。kintoneは以前から活用されていたと伺いました。
山田
はい。2017年からkintoneを導入し、見込み管理や日報、展示会後のフォロー管理など、営業活動に関わる情報を蓄積してきました。情報は少しずつ集まるようになっていましたが、アプリやデータが増えるにつれて、それらを営業活動に使いやすい形で整理する必要が出てきました。 ただ情報を記録するだけではなく、顧客マスタと紐づけて、会社全体で活用できる状態にしなければ意味がありません。名刺情報や営業日報、案件情報を拠点単位で蓄積し、事業部をまたいで見られる状態にすることが必要でした。
展示会の活用についても、見直しを進めていたと伺いました。
山田
従来の展示会は、実機を展示して、来場者と名刺交換をし、その後にフォローするという流れが中心でした。ただ、それだけでは十分ではないと感じていました。 当社の製品は、商材によっては受注まで数年以上かかるものもあります。そうした長いリードタイムの中で、営業担当者任せにしてしまうと、どうしても抜け漏れが起きやすくなります。 そこで、展示会を単なる名刺獲得の場ではなく、事前にお客様の課題を把握し、当日は課題解決の提案を行う場に変えていきたいと考えました。これをプレマーケティングと呼んでいますが、展示会前から見込み顧客の情報を整理し、来場後のフォローまで一連の流れで管理する。そのためにも、正確な顧客マスタと営業活動データをつなげる必要がありました。

株式会社スギノマシン 経営企画本部 営業企画部 部長 山田 義則様
導入の決め手
企業単位では見えない接点まで捉える。拠点単位のデータが決め手に
事業部をまたいで顧客情報を活用するために、共通コードで管理できる仕組みを探されていたのですね。ユーソナーを知ったきっかけや、検討の経緯を教えてください。
山田
もともと社内には複数のデータベースがあり、それらを共通コードで管理していく構想がありました。その中で、拠点単位でコードを持っているユーソナーのデータベースがよいのではないかという話が出たのがきっかけです。 当社としては、企業単位だけでなく、拠点単位で顧客情報を管理したいという思いがありました。ただ、一般的なデータベースサービスでは企業単位での管理が中心になりやすく、拠点単位まで踏み込んで管理できるものはなかなかありませんでした。 同じ企業であっても、拠点や部門によって事業内容や抱えている課題、接点を持つ事業部が異なります。企業単位だけでは営業活動の実態を捉えきれないため、拠点単位で情報を管理し、どの拠点にどの事業部が関わっているのかを見えるようにする必要がありました。その点で、拠点単位でコード管理できるユーソナーは、当社にとって大きな魅力でした。
共通コードで顧客情報を整理するだけでなく、kintone上の営業活動とつなげられる点も重要だったのでしょうか。
山田
当社では、kintoneを営業活動の情報基盤として位置づけています。日報や見込み案件、顧客情報をkintoneに集約し、営業担当者やマネージャーが同じ情報を見ながら活動を進められる状態を目指してきました。 重要だったのは、営業担当者が複数のシステムを使い分けるのではなく、kintoneを見れば必要な情報にたどり着ける状態にすることです。ユーソナーの企業情報とkintone上の営業活動データをつなぐことで、単なる顧客マスタではなく、「どの顧客に、どの部門が、どのような接点を持っているのか」まで見えるようになると考えました。 また、LBCコードをもとに情報が更新されることで、顧客マスタの鮮度を保てる点も評価しました。データを一度整備して終わりではなく、リアルタイムに近い形で更新され続けることは、営業活動に使ううえで重要だと感じました。
営業現場で得られる名刺情報も、顧客接点を蓄積するうえで重要なデータになりますね。名刺管理の面では、どのような活用を想定されていたのでしょうか。
山田
単に名刺をデジタル化するだけでなく、誰がどの企業・拠点と接点を持っているのかを会社全体で見えるようにすることが重要でした。名刺情報が顧客マスタや営業日報、案件情報とつながることで、事業部をまたいだ営業活動に活用できます。 また、kintoneに蓄積した名刺情報をマーケティング施策にも活かしていくことを想定していました。顧客情報を会社全体で活用し、今後のターゲティングや営業戦略にもつなげていく。そのための基盤として、ユーソナーが最も合っていると判断しました。企業データベースが名刺管理の精度を決めると思います。

株式会社スギノマシン 経営企画本部 営業企画部 部長 山田 義則様
得られた効果
データドリブン経営に向けた基盤が整い、営業・マーケティングが進化
ユーソナーとkintoneを連携したことで、営業活動やマーケティングにはどのような変化がありましたか。
山田
まず、データを営業・マーケティングに活用するための基盤が整ってきたことが大きいです。kintoneに蓄積している名刺情報や営業日報、商談履歴が、ユーソナーの企業情報と紐づくことで、単なる記録ではなく、分析や施策に使えるデータになってきました。 当社では『Vision for 2029』のもと、DXやデータドリブン経営を推進しています。そのためには、営業活動で得られる情報をきちんと蓄積し、活用できる状態にする必要があります。顧客マスタが整備され、営業活動や名刺情報とつながったことで、データドリブンな営業・マーケティングに向けた土台ができてきたと感じています。
マーケティング施策にも活用が広がっているのでしょうか。
山田
はい。mソナーで取得した名刺情報はkintoneに蓄積し、そこからMAツールにも連携しています。MAでは、LBCの業種分類や従業員数などを使ってセグメントを分け、配信対象を絞り込むことができます。 これまで展示会で得た名刺や顧客接点は展示会後のフォローが中心でしたが、現在は展示会前から見込み顧客の情報を整理し、事前にアプローチすることで、当日はより具体的な提案につなげる流れに変えています。
事業部をまたいだ営業活動にも効果は出ていますか。
山田
事業部をまたいだクロスセルは広がっていると感じています。同じ企業や企業グループに対して、複数の事業部が異なる製品や技術を提案できるケースがあります。顧客情報が整備されることで、既存のお客様に対して別の事業部からどのような提案ができるのかを考えやすくなりました。
株式会社スギノマシン ユーソナー導入活用ケース データ連携イメージ図
今後の展望
顧客・販売データを活用し、見込み顧客の抽出や分析へ
最後に、今後ユーソナーやLBCをどのように活用していきたいか、展望をお聞かせください。
山田
導入前と比較して、社内システムとの連携体制も整ってきました。次のステップとして、当社が保有する顧客・販売データを活用し、見込み顧客の抽出やAIでの分析に取り組みたいと考えています。 これまで把握できていなかった優良顧客の共通点や傾向を分析し、その知見をターゲティングに反映することで、FS(フィールドセールス)・IS(インサイドセールス)による営業活動やマーケティング施策の精度向上を図ります。 また、プランソナーも活用しながら、これまで接点を持てていなかったホワイトスペースの把握や、戦略リストの作成にも取り組んでいきたいです。自社データと外部情報を掛け合わせることで、どの業界・領域に可能性があるのか、どの企業にアプローチすべきなのかをより明確にしていきたいと考えています。 今後もデータを活用した営業・マーケティング活動を推進し、当社の技術や製品の価値をより多くのお客様に分かりやすくお伝えすることで、社会へのさらなる貢献につなげていきたいと考えています。
kintoneに蓄積された顧客接点を、ユーソナーの企業情報とつなぐことで、データは記録から次の提案を生み出す資産へと変わりつつあります。貴重なお話をありがとうございました。スギノマシン様の技術と価値が、より多くのお客様に届くよう、今後も支援してまいります。
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