BLOG BLOG 世界保健統計(World Health Statistics 2011)

2011年05月31日

営業本部の吉川です。

2011年5月13日、世界保健機関(WHO)が、「World Health Statistics 2011」という統計データを発表していましたので、今回は、その概要を調べてみました。

■World Health Statistics 2011
http://www.who.int/whosis/whostat/2011/en/index.html

上記の統計データによると日本人の平均寿命は83歳(男性が80歳、女性が86歳)で193カ国中1位。世界の平均寿命は、男性が66歳、女性が71歳、男女平均が68歳。

世界の男性の平均寿命が66歳というのは、ちょっと驚きでした。

なぜ日本人の平均寿命が世界各国に比べて長いのかは、色々な要因があるそうですが、主に日本人の食事や運動、入浴などのライフスタイルや気候風土、医療水準の高さなどが複合的に作用しているとのこと。

特に食事面ですが、日本人の食事は、先進諸国中で脂肪摂取量が飛び抜けて少ないそうで、米飯を中心としてた炭水化物、魚、豆腐や納豆、味噌などの大豆製品の摂取が多いというのが、理想に近い食習慣だそうです。

欧米化した食習慣などは、多少気をつけていきたいと思います。社内の昼食メニューは助かります。

ちなみに国民総所得が最も高い国は、ルクセンブルクの59,550ドルで、ノルウェー、シンガポール、スイス、アメリカと続き、日本は33,470ドルで19位、中国は6,890ドルで81位。世界平均は10,597ドルだそうです。

ルクセンブルクは人口が50万人弱の小さな国(東京都は1,300万人)で、シンガポールや香港などのように世界有数の金融立国ですが、街並みからしてそう見えないのがすごいですね。

 

800px-Place_d'Armes_Luxembourg.jpg

 18世紀の建物が並ぶアルム広場の一角(ルクセンブルク)

 

※「World Health Statistics 2011」はWHO加盟国193カ国を対象としており、統計の数値は2009年時点のもの
※国民総所得:現在経済指標として多く使われている国内総生産に「海外からの所得の純受取」を加えたもの