BLOG BLOG 新電力会社(PPS)向けの電力ビジネス支援

2015年08月07日

2013年11月に改正電気事業法が成立し、日本でも電力システム改革が動き始めました。

その結果、2016年、日本の小売電力が完全自由化されることになり、7.5兆円の巨大なマーケットが開放されます。

電力 自由化
その新たな市場に、エネルギー業界だけでなく、通信事業者や金融、流通など、多様な業界の企業が新電力会社(PPS)として参入を目指しています。
各企業の特徴を活かした様々なメリットを持ったメニューが提案されると考えられるものの、獲得したいターゲットは類似し、まさに激しい顧客の奪い合いが想像されます。
日経BPクリーンテック研究所が2014年8月29日に刊行した『電力・エネルギービジネス総覧』によると、競争が激化するために、価格は下がっていくが、 一方で各種サービスが充実することから電力利用が活性化され、2020年には22兆円を超えるそうです。
また、 新たに自由化される電力市場のターゲット数は、契約数にすると約8,400万件(一般家庭部門が約7678万件、商店や事業所などは約742万件)にのぼります。
このように市場規模が大きくても、この多くの競合企業の中で、ビジネスチャンスを掴み、顧客を獲得することは容易なことではありません。
では、この巨大な電力マーケットにおいて成功を勝ち得るためには、どうすれば良いでしょうか?
そのターゲット全てに訴求することは、マーケティング予算として現実的ではありません。
限られた予算の中で成功を勝ち得るためには、消費電力の費用低減などに需要がある見込み客をどう見つけて、アプローチしていくかが重要です。
また、電力は、保険などと同様に、一度決めた後に頻繁に見直しを行う商材ではありません。
そのため、全国で検討ムードが高まる2016年を逃さず、見込み客に働きかけていくべきでしょう。
ランドスケイプは、日本最大のデータベースに紐付けた様々な属性情報を元に、見込み客を選定し、アプローチする手段を保有します。
例えば、工場(面積、CO2排出量)、 従業員数、世帯人数などの情報から、消費電力が多いターゲットを析出し、ダイレクトにアプローチをする手段があります。
需要がある見込み客へのアプローチについての詳細は、弊社営業までお問い合わせください。(記:大津)



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